あきしげゆ

人吉市から国道221を南下し、加久藤トンネルを抜けると、そこは宮崎県えびの市です。久しぶりにやってきました。目的は、えびの市京町温泉界隈の湯巡りです。
はじめに目指したのは「あきしげゆ」、場所探しが大変そうです。そんなことを思いつつ国道268を走り出したら、案内板を発見、そおとおり走ります。



やがて、牧草や畑が広がる一角にぽつんとそれらしき建物を見つけました。車が数台止まっています。入るとおばさんが迎えてくれました。500円を支払います。右手に広い休憩所が広がります。



浴室は左側です。先客一人です。シンプルな脱衣所です。浴室は南向きで、窓に沿って木製の浴槽が配置されています。浴槽の淵の木は侵食されているのか、デコボコです。手前が浅く、先のほうが普通の深さです。湯口は深い方にあります。湯は黄金色です。鉱物臭を帯びた檜の臭い(モール泉)がします。肌を包み込むようなヌルっとした感触です。



外には木製の樽の浴槽が二つあります。こちらにも湯が注がれています。塩素系消毒はされているものの、湯は加水も加温もなくそのまま投入されているようです。洗い場も、脱衣所の洗面台も温泉が使われています。食品の持込を可能みたいですので、一日のんびりするのなら、適した施設かもしれません。


あきしげゆ
えびの市浦146
アルカリ性単純温泉(モール泉) 
シャンプー類あり 掛け流し
500円
10:00~16:00
定休日:毎月7日、8日、9日
2008/10/11


■再訪 2011/4/24
内湯の浴槽、淵が貼りかえられていました。
戸外の露天、プラスティック製の丸い浴槽に水が満たされていました。