高屋温泉

西都インターチェンジから米良街道または春田バイパスを通り、
県道18号を西の方角へ向かいます。のどかな田園風景が広がります。
10分ほどで高屋温泉の看板に出会います。



細い坂道をそのまま上り、今度は下ります。まもなく到着です。
道路の左手に駐車場が2箇所あります。



浴舎は2つの駐車場から挟まれるように建っています。



受付を探しますが見当たりません。出てこられたご婦人に尋ねると、向こうのほうに受付があるとのこと。



指し示された方向にはちょっとした風情を感じる古めの建物があります。



中へ進むと池が迎えてくれます。小さいながら整備された庭です。そのまま受付らしき建物へ入ると昼食時の人々の声が聞こえてきます。賑やかです。
しばらくすると男性が出てこられ、入浴の旨を伝えます。



浴舎の暖簾をくぐり扉を開けると、勝手な予想を裏切り小ぶりな脱衣所です。



脱衣棚、100円バック式コインロッカーのほか、自動販売機があります。




浴場には先客1人。入った瞬間の印象は「暗い」。やがて後客1人。浴槽は石で組まれた浴槽がひとつのみ。熱く加温されたと思われる湯がそろそろと注がれています。無色無臭の湯が掛け流しで使用されているようです。



肌感触はいたって素直です。湯口の湯を手にとろうとしましたが熱くて無理です。浴槽の湯を凝視していると、灰白色の片が無数に泳いでいます。湯の花のようです。



さほどの個性を感じないまま浴舎を出たところ、飲泉場があります。

蛇口をひねり柄杓で飲んでみると、明快な塩味です。



これがこちらの源泉ならば、加温により源泉の個性が飛ばされてしまっているのかも知れません。


高屋温泉
西都市大字鹿野田10726
0983-42-4283 HP
含ヨウ素-ナトリウム-塩化物鉱泉
シャンプー類あり ドライヤーあり
400円
8:30~21:00 定休:月
泊可 7500~
2010/5/2